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あぁー胃がムカムカするー消化不良だー。
ずっと三四郎みたいな終わり方を期待して読んでただけに期待はずれだ。結末が見えずに終わった。そういえばこころにおいても、先生が自殺したんだかしてないんだかよくわからない終わり方だった。よし、これからは小説は最後から読むことにしよう・・・。

なんかレビューをみっけた。http://oceans.cocolog-nifty.com/notes/2005/07/post_4b4d.html興味ある人は読んでみ。

今思うと、大助は近代的自我の芽生えを象徴していたような気がする。

「それから」の作品の軸は、友情、恋愛、そして仕事になると思うのだけれど、大助は働かず、親のすねを齧って生活する。それが、あることをきっかけに波紋されるのだが、職業を探してくる、と出かてるとき、この物語は終わってしまう。近代的自我と仕事について、なにも答えを出さないまま。
もう一つの軸、恋愛についても一応の決着をみるのだが、友人の妻と結婚するには至らなかった。いや、そこまでの経過が描写されてなかったというのが正確か。とりあえず結婚の約束を取り付けるも、友人の妻が病気で寝込んでしまい、症状もわからぬまま(その友人と絶交されたうえ、病気ガ治るまでは渡せないと言い張ったため)。作者は友人の妻の死を匂わせているのだが、それだけに余計この後が気になるのである。
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